夢幻泡影な日々

内向的で偏屈でガノタな一般人、えすえふ。の生活や趣味や思うところを徒然なるままに書きとめる場所。

ちょっと気になった日本語の話

 こんにちは!さいえんすふぃくしょん。です。

 

 最近、友人に「自分普段何しとん?」と聞かれて考えてみると、思いのほかyoutubeの動画を観ていることに気が付きました。

 

 玩具のレビュー系の動画をよく観ているのですが、単体では十数分の動画でも束になると一時間、二時間と平気で飛んでいくので考えものです……。

 

 そこで、どうして動画を観る習慣がついたのかな、と考えてみたところ、インスタントメディア、インスタントコンテンツの重要性に気が付きました。

 youtubeは動画投稿サイトであるため、企業・個人・プロ・アマチュアの分け隔てなく毎日多数の動画が投稿されます。毎日、そこに行けば何か新しい娯楽が(クオリティの差こそあれ)存在する、というのは、集客にとって非常にプラスになるのですね。

 

 ブログを運営するにしても、やはり何かしらのネタが毎日投稿されるというのは大切な要素なのだなぁ、と思います。まぁテキトーな私はすでに放置気味ですが。

 ですので、頭に思い浮かんだことはどんな小さなことでも文字にしておこうと思います。自分の国語能力の低下を防ぐのと、何かしらネタになるかなという意図です。

 

 と、前置きが長くなりました。本日気になったのは言葉の使い方です。あまり深くありませんが、おひとつお付き合いいただければ幸いです。

 

 アクションフィギュアなどを集めていらっしゃる方にはよく聞く言葉に「可動」という言葉があります。

 

 意味は単純明快で、「動かすことが可能なこと(広辞苑)」「動かすことができること。(新明解国語辞典)」です。

 

 この単純な言葉の何が気になるのか、という話ですが、腕や足などの関節を動かすことができるという意味で「○○の可動は90度まで」という表現をよく耳にします。

 

 しかし、可動という言葉は、ただ単に動かすことができるという意味なので、この用法は厳密には誤りでしょう。つまり、何が言いたいのかといえば、「可動範囲・可動域」という言葉として「可動」という用語をつかっていませんか、というお話です。

 

 可動範囲・可動域は、「動かすことができる範囲」という意味で、スポーツ業界では時たま耳にする言葉ですね。「肩関節の可動域が広く優れている。」的な。

 

 よって、アクションフィギュア等の関節などの可動箇所の説明の際は、可動域と使うほうがいいんじゃないの!?というどーでもいい問題提起でした。

 

 ちなみに、よく見かける誤字に「稼働」がありますが、これは主に機械などが動くこと、稼ぎ働くことを指す言葉なのでこちらはさらに完全な誤用となります。

 たとえば、ゲームセンターなどで新しい筐体の運用が開始される際には、こちらの稼働を使用します。たまに見かけますよね。「〇月〇日稼働開始!」的なポスター。

 

 ここまで書いてきて、あぁ何とどうでもよい記事なのかと我ながら存在意義を考えてしまいますね……。

 テキトーに、同音の語を追加して水増しをするならば……。

 

 火道 地下のマグマが火口に達するまでの通路。

 華道 生け花の技術・鑑賞方法を求道の面からとらえた称。

 

 ……特に意味もありませんね。

 こんなことでは先が思いやられますが、とりあえず、小さなことでもエントリーしようキャンペーン第一弾ということで。